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すくすく日記&ニュース

すくすく 2010年4月18日(日)
会社設立まで あと38日

合同会社ってご存知でした?

【ライブドアブログからの移植記事】

 

 

 

今日はちょっと、ムツカシイお話

 

 

私が設立しようとしている 「泉惠造研修企画工房」は、
合同会社という形態で立ち上げます

 

 

 

合同会社・・・・・・。
一見、古~い会社形態のように思いますが、
実は平成18年に改正された 『新会社法』 に基づいて
新設された形態なんです

 

 

これまでは、

 

 

株式会社
有限会社
合名会社
合資会社

 

 

の4形態でした。これが法律改正によって、

 

 

株式会社 (有限会社は株式会社に統合)
合名会社
合資会社
合同会社

 

 



に再統合されたんです。

 

 

会社を設立するためには、
これまでは “資本金” というものが一定額以上必要でした。
でも、法律の改正によって、規制がなくなりました

 

 

“1円で会社ができる!” なんていうフレーズを
お聞きになったことありませんか?
(ま、実際、1円ではできませんけれども・・・・

 

 

その中で、合同会社 とは、
一言で言うと、「創業の活発化を図る」ために
新設された形態といえます。

 

 

いろいろな利点があげられますが、

 

 

資本金として出資した額までの責任しか負わない(有限性)
組織の内部ルールを自由に決められる(定款自治)
取締役などの設置が不要(1人でもできる)

 

 

などがあげられます。

 

 

そして何より、私自身が魅力として感じたのは、
株式会社が、「物的会社」といって、
製造するモノを中心に考えるのに対し、
合同会社は、ヒトを主体として考える「人的会社」である点です。

 

 

最近では、「モノ」が利益を生んでいるというより、
「ヒト」が利益を生み出していると考える傾向があります。
ヒトが持っている知識・経験・ノウハウ・技術といったものこそ、
重要視するべきではないかという思想ですね。

 

 

合同会社は、
ヒトというものが重視される、
研究開発や産学連携、また人材育成といった分野で、
その人(社員)自身の力量をもって、
お仕事を進めていくことに適した形態といえます

 

 

私自身が勤めていた会社で培った
ノウハウ、経験、技術、あるいはネットワーク
そういったものを、お客様にお買い求めいただく、
そういうイメージです

 

 

だからこそ、お会いしたお客さまとじっくりお話をし、
できる限り、こだわって、
お客様に満足いただける研修を提案し、実施する

 

 

あたかも、芸術家といわれる人たちが、
自分の作品にこだわりをもち、
自信をもってお客様にお買い求めいただける
作品を創り上げる。
そういった場所、工房 を、
合同会社として始めたいというのが、
私の起業の動機でした。

 

 

まだまだ、株式会社などに比べると、
合同会社のイメージが日本には定着していませんが、
努力をしていくことでその穴や溝を
埋めていきたいと思っています。

 

 

ちなみに、株式会社の代表は、『代表取締役』といいますが、
合同会社の代表は、『代表社員』といいます。
これもちょっと、面白いでしょ?


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